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東京アートクロス
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    東京・四番町を拠点に現代アートの新しいサービスをスタート。国内外のアートニュースや作品を紹介しています。
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バチカン市国で現代アート?!

Vatican looks to modern artists for divine inspiration

スイスのアート・バーゼル、ロンドンではYBAとバンクシー、パリではルイーズ・ブルジョワの回顧展、とコンテンポラリーアート熱が沸騰しているヨーロッパ。

そのせいなのかはわからないけど、バチカン市国も現代アートブームらしい…。
バチカン市国といえば、ローマ教皇を元首とする世界最小の独立国、かつカトリック教の総本山。ミケランジェロとかボッティチェリといったルネサンス〜バロック周辺が色濃い場所で現代アートとは、いったいなぜ?

カトリック教皇庁によると、かつて西洋美術を1500年間築いてきたキリスト教の概念を復活させようという趣旨らしい。
教会となる建物から、中に飾る宗教画や彫刻までのフルセットを “世界的に有名な” アーティストたちで制作する、というキャンペーンを行うらしく、スポンサーも見つかっているようだ。アーティストは未定だが、現在教皇庁が狙っているのはアニッシュ・カプーア。その他マーク・ウォリンジャーも候補だとか。
作品は2009年のヴェネチア・ビエンナーレで展示予定。実現すればバチカン市国の参加は初めてとなり、美術史上のターニングポイントになりそうだが…。

しかしいつの世も伝統や格式をちょこっと変えようとすると、反対の声もあがる。だが、昨年ゲルハルト・リヒターがケルン大聖堂の新しいステンドグラスを作ったように、コンテンポラリーアートの宗教美術分野の進出は、ちゃくちゃくと進んでいる模様。ま、現代なんだから現代アートが自然っていえば自然でしょ。


参考記事はこちら:The Independent